覚書

ここ3週間くらい、
読んだり観たりしたものが結構多かったので、
忘れる前に書いておこうと思った。

人のセックスを笑うな

監督:井口奈己
出演:永作博美松山ケンイチ蒼井優忍成修吾あがた森魚温水洋一桂春團治


意外と豪華な出演者たちで保っていた。と個人的に思う。
あまりリズムのない、淡々とした物語は好きだが、これはほんとに淡々としてたなー。
永作博美は本当にかわいい。Lもセクシーだった。

かもめ食堂

監督:荻上直子
出演:小林聡美, 片桐はいり, もたいまさこ


言わずとしれた名作。マリメッコのコートで佇む「もたいまさこ」のかわいさったらない。
ああ、北欧万歳。

亀は意外と早く泳ぐ

脚本・監督:三木聡
出演:上野樹里蒼井優岩松了ふせえり要潤伊武雅刀松重豊


脱力も脱力。スパイ映画(?)なのにとっても平和な時間が流れる、不思議な映画。
上野樹里蒼井優もかわいいよねー。

そして私は一人になった

著者:山本文緒


著者の離婚後の一人暮らし生活を綴ったエッセイ。
派手なことは特になく、みんな同じようなこと考えて生きてんだなー、となんだか妙に納得。

できればムカつかずに生きたい

著者:田口ランディ


短編エッセイ集。引きこもりだったお兄さんの事など、家族ネタが多し。

重力ピエロ

著者:伊坂幸太郎


読みやすさと先の気になる展開で、即読み終わってしまう。
今のところ、伊坂幸太郎作品の中では一番好き。
小説は「主人公が物静かな頭のいい男の人」っていう設定が好きなんだな、私は。

死神の精度

著者:伊坂幸太郎


非現実的な設定なので、読み始めはちょっと苦手かな〜と思いきや、
読み進めると、なかなか愛すべき主人公の「死神」。映画はどんなだろう。

グラスホッパー

著者:伊坂幸太郎


同時に3人の視点で話が進んでゆくので、
キャラ設定をつかむまで、あれ、今誰だっけ??ってなったりする。
途中、若干中だるみするものの、どんでん返しの結末は映画的。

オーデュボンの祈り

著者:伊坂幸太郎


のっけから不思議な世界観。
毒っ気を感じない不思議さは、大人になってからは久々。

リトル・フォレスト 1・2巻

著者:五十嵐大介


山梨に住んでいた頃、毎週、渓流釣りやキノコ・山菜狩りに行っていたこと、
ウチの母親「野バラさん」を思い出させる。
実家の棚の中にある、傷薬用の蛇イチゴ、手作りのジャムとか10年モノの梅酒。
毎年私の分も漬けてくれる、梅干しやらっきょう。
小さなころ家にあった機織り機や染色された糸の山。
お父さんの部屋にある大量の手作り彫刻刀に、
夏休み遊びに行く、長野の山小屋。


そういうの全部をまとめた感じ。心地良い感じ。
きっともっと大人になったら、小さな頃の自分に戻るんだろうな。