小笠原 前編:船の上

昨日の16:30頃、到着予定を1時間程過ぎて、
竹芝まで帰ってきました。


今現在も、まだ船の揺れが頭に残ってて、ぐらーん・ぐらーんとしています。
ちょっと慣れてしまいましたが。


1日目 6/19 ―自宅出発。
前日にりん(猫)を預け、準備万端、出発。


とりあえず浜松町まで行って、徒歩で竹芝桟橋まで。
竹芝は初めてなのでちょっと不安だったが、すぐに分かった。
でもこの荷物で歩くには、遠いかも。(ゆりかもめの最寄り駅まで行った方が楽。)


着いたらすでになかなかの人が集まってる。


乗船時間になり、2等船室(一番下)に乗る人から乗船。

かなりの人数がいるので、そこそこ乗るまでに時間がかかる。
船は思ってた通り、でっかいー。名前は「おがさわら丸」。
どうやらこの日は500人くらい乗ってたみたい。
(定員1,043人なので、まだまだ余裕)


9時間位乗ったところで、八丈島に着いた。
普段は小笠原・父島に直行だが、
一年に一度だけ八丈島に寄港するらしく、ちょうどその船に乗っていたらしい。

▲この時は曇り空。
八丈太鼓(和太鼓)を見送りの人が叩いていた。
八丈島で200人くらい乗ったらしく、だんだんくつろぐスペースが無くなってくる・・・。


船の中では既に友達が出来ていたので、
船内レストランでご飯食べたり、デッキおしゃべりして、
特に退屈感も船酔いも無く快調。


基本的に360度海なので、晴れてくれると
夕日も星空も朝日もきれいだろうと期待するが、
あいにくちょっと曇ったまま。

▲でかい雲がじゃまだけど、それでもやっぱり夕日はキレイ。


夜になると雲の切れ間から、太陽のような月が出てきた。
夜中なのに明るい。

▲海にできた「月の道」に感動。


一旦就寝。


2日目 6/20 ―360度海しか見えないところから、日の出を拝む。
日の出は4:30。
だんだん空が明るくなるが、あいにくの雲。

▲日の出と同時に雲に入ってゆく太陽・・・隙間からかろうじてご来光。



▲雲がでっかくて、つい「竜の巣だー」(byドーラ)とか言いたくなるが、ガマン。
船で仲良くなったチアキと雲。


日の出を見た後、二度寝して起きると、何故かものすごい船酔い。
気持ち悪くて立てないが、寝てても地面が揺れるのでどうにもならない。
とりあえず吐く。そしてデッキで寝る。


起きたら船酔いは直ってて、
それでも特にすることはないので船の中を写真に撮ってみる。


▲なんだか豪華そうに写ってしまったが、決してそんなことはない。
でも、レストラン・ビデオルーム・カラオケ・スナック・売店などは完備されていて、
シャワーも24時間浴びれる。(←これが結構ありがたい)


2等客室なんて完全に雑魚寝で、山小屋のような感じ。


朝10時を過ぎてうっすら目的地の父島が見えてくる。
出発した時には茶色かった海が、蒼い。


ぼーっと海を見ていると、イルカの群れが船と並走してきた。
さすが南の島!残念ながら写真は撮れず。


船が父島・二見港に入ろうとしたところで
地元ボートのお出迎えが。


25時間半はさすがに長い。
三半規管の弱い人は無理だろう。
沖縄とか海外行く方がよっぽど楽だ。


中編へつづく。