2年ぶりの奄美。

今回はしっかり海に入るべく、リベンジ旅行へ。


余裕をもって空港に到着。のはずが...
まさかの飛行機乗り遅れ!波乱のスタートとなる。


奄美直行のはずが、1日1便の奄美行きに乗れなかったので
那覇空港行きのキャンセル待ちで乗り、
沖縄→奄美加計呂麻島の3島横断旅行になってしまった。


2008/9/19 - 沖縄本島北上

空港でレンタカーを借り、美ら海水族館をめざす。
久しぶりの運転で超安全運転、ちんたら走って、
途中ホームセンターに寄りシュノーケルとか買ってたら夕方になってしまった。


↓万座毛で日がくれる。


本部町で適当に見つけた廃墟のような(てか廃墟)宿に泊まる。
素泊まり¥2,500。外で寝た方がマシなのに、この値段は納得いかない。
夜ごはんは抜き。水すら飲まなかった。


2008/9/20 - 沖縄/瀬底島/美ら海水族館

宿からすぐのところに、瀬底へ渡る橋があったので行ってみた。
ここは沖縄本島で一番きれいなビーチらしい。(一応離島だけど・・・)


↓確かにきれい!しかもAM8:30ということもあり一番乗り。


透明度もそこそこ高かった。
泳ぎまくって潜りまくって、沖まで行って注意されて、
お昼になったので美ら海水族館へ移動。
瀬底からは15分くらいで行ける。


↓噂のジンベイザメの水槽。確かにでかい!

↓エイやマンタも相当かっこいい!


19時頃、ようやく国際通り裏の宿へ到着。
この日はドミトリー。1泊¥1,500で節約生活。
でも2段ベッドの上はワクワクして結構好きなので問題なし。


2008/9/21 - 沖縄/那覇 - 奄美大島

翌朝、宿の屋上へ上がってみたら
高い建物があまりなく、屋根づたいに移動できそうだな、と思った。


今度は乗り遅れないように、早めに空港へ向かう。
30人乗りくらいの小さな飛行機は、シーサー柄でとってもカワイイ。


やっと奄美大島へ到着。
でもやっぱり空港から名瀬行きのバスに乗り遅れ、
これを逃すと加計呂麻島へのフェリーの最終に乗れないので
しょうがなくタクシーに乗る。もちろん前もって値段交渉。
終始、奄美の歴史について語る、物知りな運転手さんだった。


名瀬から古仁屋までのバスでは爆睡。
終点のフェリー乗り場についたらものすごいスコールだった。


次のフェリーまで2時間以上あったのでとりあえずご飯。


↓もちろん奄美の食事は鶏飯!(本格的なものでは無いけども)


↓雨が降ったりやんだりのちいさな港。


↓やっとフェリーに乗り込むと、大きな虹が二重に見えた。

(写真では途切れてるけど、しっかりアーチになっていた)



2008/9/22 - 加計呂麻島

加計呂麻島の滞在は宿をとってあったので快適。
前日の夕飯も豪華で、宿の雰囲気も良い。


部屋の目の前が砂浜で、波の音が常に聞こえる。


↓砂浜側から宿。

↓部屋と砂浜の間にはハンモックがあって、ここでグターっとしているのは最高。


スキンダイビングのガイドさんと合流し、
シーカヤックでポイントまで移動する。

普段使わない筋肉ばかりを使う。でも不思議と頑張れてしまうのはロケーションのせいか...


カヤックで移動の途中、大仏珊瑚のポイントへ。
あっつい中カヤックこいで、海に飛び込むのは最高に気持ちよい。


↓これが大仏珊瑚。(友人は大仏3号と勘違いしていた)

ものすごくデカイ。デーンっていう効果音がぴったり。


30分ほどこいでスノーケルポイントへ。

小笠原で潜った時よりすんなり潜れるようになっていた。
(この写真は、かっこよく潜っているように見えるのでお気に入りw ナイス友人。)


↓超ケミカルカラーなウミウシ

↓魚もいっぱい。

透明度は台風13号の影響で少し悪いらしかった。
でも水温も高いし、ウエット着ないで泳げるのは気持ちよい。






↑ヒトデきもちわるい...


水中の撮影はやっぱり難しかった。
でも、カメラ水没しなかったし、すごいなあオリンパス
操作も簡単だし、とってもオススメです
http://olympus-imaging.jp/product/compact/mju1030sw/index.html
(海で使うならフロートストラップも必須。これは便利だった)


2008/9/23 - 加計呂麻島

午前中はシュノーケル&スキンダイビングで遊び、
午後は体験ダイビング。
機材などの用意が必要な分、ちょっと面倒。


でも、呼吸を気にせず潜っていられる感覚は不思議なものだ。
つい息止めたりしてしまうけど。
1時間ほど潜らせてもらって、海人間を満喫した。



全然関係ないけど、寅さんの最終回は加計呂麻島で撮影された。
最後のシーンに出てくるガジュマルが、このガジュマル↓

とにかく大きい。
ここには絶対けんむんが居る。


↓ビーチへ移動する途中の木陰は涼しくて気持ちいい。



2008/9/24 - 加計呂麻島 - 奄美大島 - 東京

たまたまガイドさんが仕事で本島側へ渡るとのことだったので、
名瀬まで送ってもらえることになった。
お昼も一緒に食べて、マングローブ原生林へもちょこっと立ち寄る。

↓ハゼがいっぱい!

別のビーチにあるかわいいガレット屋さんにまで
連れて行ってくれ、しっかりお茶もし、お別れした。


帰りには大島紬の資料館と馬車山村に立ち寄る。


↓馬車山村のビーチにて。

とってもリゾートな場所なので、バックパックビーサンの二人は浮きまくり。




スタートでつまづいたが、なんだかんだ言って美ら海水族館にもいけたし、
移動が多くて予算はオーバーだったけど、毎日楽しかった。


ガイドさんもとっても素敵な2人だった。


宿のご夫婦の子供なんて、ほんとにかわいくて「奄美の奇跡」と私は勝手に呼んでたし、
最終日には伊勢エビまで食べさせてもらった。

↑宿代1泊2食付き¥6,000なのに、馬車山村で見た伊勢エビの値段は¥7,500だった。。。


勿論帰りの飛行機には無事に乗れた。
加計呂麻島でのガイドさんが誰かに似てるなーと思ったら、
豪徳寺の串焼き屋のマスターだった。


折角思い出したのでそのまま豪徳寺へ直行し、
串焼き食べて、マスターと旅行話なんかしたりして、
幸せ気分で帰宅。


加計呂麻島はほんとに何も無いところで、
道を歩いていても誰にも会わない。
ビーチで会う事も無い。


テレビもあまり映らないらしいし、
携帯も一部でしか繋がらない。


とても静かな島だった。
呼吸が全て深呼吸になるような。
深く潜って行くような。


次はどこへ行こうかと、
もうそれしか考えてません。