飛ばねえ豚は、ただの豚だ。

今日、会社で盛大なお別れ会が開かれる。
もちろん店は貸し切り。50人以上の人が集まる。


仲の良い同僚や、お世話になった上司が、送り出される側にいる。


私は、あきっぽい方なので、あまり同じ会社に長くは居ないのだが、
今いる会社は、いつもより長く努めている。


それはやっぱり「人」が大きくて、
この会社の人達は、みんな驚くほど、自己主張が強かった。
気が合わなければ、それはすごく嫌なことだと思うのだが、
はっきり物を言う人は好きなので、
自己主張にまみれたこの会社は好きだった。


少しづつ、人が入れ替わるにつれ、そういう部分は薄れてきたんだけどね。


人が入れ替わっている、ということは、それだけ出会いがあるということ。
なのに私は、一定の人としか、関わらなかったなあ。
最近入った人達は、顔も覚えてない。知らない人ばっかりだー。


ダライ・ラマが言っていた。
人の一番身近にある悟り、とは「出会い」であると。


その意味をここ最近考えていたのだが、
とりあえず「自分が変わるきっかけ」だな、と思った。


いままで蔑ろにしがちだった「出会い」を、もう少し拾って、
(苦手だけど)できるだけ大切にしよう、と思った。



今日送り出される人、たくさんお世話になりました。
本当に、お疲れさまでした。